自己紹介と営業22年までの経緯

長門浩二　（ナガトコウジ）

千葉県松戸市在住　44歳

嫁1人　娘19歳　息子17歳　猫1匹

趣味：ラーメンとゴルフ

特技：飛び込み営業とテレアポ・販売戦略・スタッフ研修

九州の大分県で生まれ、　

幼少期に愛知県に引っ越して

中学からバスケを初める。

高校は、特待生としてお誘い頂いた高校で

バスケに打ち込む。

実業団からオファーを頂くも

そこに明るい未来が見えなかった為

大阪リゾート&スポーツ専門学校へ

スポーツトレーナーやインストラクターを目指し

本来ならカラダの勉強をする所ですが

パチスロを覚えてしまい、

リーチ目の勉強ばかりしてしまう(笑)

卒業後、大阪ミナミのフィットネスジムで働いてみるも、給料の安さに耐えきれず1年で引退。

その後、半年ほどフラフラとしていると

ある人物から儲け話の連絡が…

友『めっちゃ稼げる仕事あるけど興味ある?』

長『あるに決まってるやん!!』即答!!

そこで紹介してもらったのが

ある大手エステサロン の物販事業部のお話だった

〜営業というお仕事との出逢い〜

条件は、頑張ったら頑張るだけ稼げるという内容

そして、固定給などは一切無いフルコミッションというシステムでした。

当時の僕は、衝撃的で即決断しました!

長『100万稼げるんですよね!?』

A『簡単やで!!』

長『やります!!』

そんな感じで、営業の世界へ

とにかく40万〜60万位の美容の機器をどれだけ売るかというお仕事です。

まずは知り合いから声を掛けようと思い

電話しまくった。

営業スキルなど一切持ち合わせていない。

僕が持っているのは『ヤル気』と『行動力』

この２つの武器を手にして

とにかく特攻しまくりました…

なぜならその会社では

『行動力が全て』と教えられたから…

そして色んなモノを失いました(笑)

でも僕はめげない

365日の内360日は大阪の街に繰り出して

歩いている人やデパートの店員さんにまで

声を掛けまくった。

いわゆるキャッチセールスですね。

元々、人見知りで

ナンパさえ出来なかった僕でも

100万稼ぎたい!!というモチベーションだけは持っていたので、ナンパの得意な友達に教えを乞い

同行してもらい出来るようになっていった。

そして、1年とちょっと経過し

遂に…額面で108万円の収入を得る事が出来た!!

20万程するルイヴィトンのビジネスバックを持ち

ヒルトンのカフェで1,200円の珈琲を飲んだり

カシミヤのコートを買ったり

スーツをオーダーメイドで作ったりと

勝手にstageが上がった気になっていた…

たいした実力も人間力も無いのに

そんな生活も当然続くわけもなく

当初のモチベーションも薄れていき…

残ったのは『変なプライド』

稼げない月もたくさんありました…

そして、

作ったのは『1000万円の借金』

この辺りの説明は複雑すぎるので割愛します。

24歳の時には、家賃も支払えず

中古で買ったステップワゴンで2ヶ月ほど生活を

してた時期もありましたね(笑)

そんな時に、今の嫁の妊娠が発覚。

神戸市灘区にワンルームマンションを借りて

子供が誕生。　

借金大王のパパ誕生

大きな決断をしなければならない時が来ました。

それは、プライドを捨てる事。

もう一度

一からやり直す事を決意して

まず最初にやった事は

街の金融屋さんに交渉でした。

『僕、御社以外にもたくさん借金があって

正直破産しようかどうかの瀬戸際です…

ただ、返済したいと思ってます。

でも今の利息がある状態では、到底ムリなので

全ての金融屋さんに元金だけの返済にしてもらえたなら死ぬほど頑張って返済していきます。

そして、その条件を他の全ては受け入れてくれたので御社が飲んでくれたら、破産しません。』

というプレゼンを

1社ずつハッタリ込みでお願いに回った所

全ての金融屋さんが受け入れてくれました。

支払い総額が500万〜600万くらいまでになったと思います。

結論から言うと

約6年くらいで完済して

その2年後にはクレジットカードが作れるように

そして、ゴールドカード、プラチナカードまで

作らせて頂けるようになりました。

頑張った俺。

子供が産まれてから半年ほどして

東京へ行くことに・・・

嫁の実家が東京だったので

嫁の父親が所有している江戸川区にある３DKのマンションに

安く済ませてもらうことに。

そして仕事を探さないと・・・

とにかく稼げる仕事は営業しかない

まず池袋にある教材販売の会社に勤務することに

いっとき流行っていたディズニーの教材みたいな感じのやつです

小学生用のテストの点数が取れる教材で

先生用の教科書というのがあって、だいたいテストにはここを出すというのが統計で出ているというモノです。

自分でアポイントを取って

現場に訪問して、提案をするというよくある営業手法の会社です。

一個だけ違う点があったのは

営業へ向かうときの交通費が会社から出ないという...

怪しい会社の匂いがしますね...

先輩社員から教えられたのは、

料金を支払わずに改札をすり抜ける方法でした。

いわゆるキセルのやり方。（BLACK確定です）

でも営業のやり方が面白かったので

すごく勉強になりました。

どういうやり方かというと

お母さんと小学生の子供に一緒に話を聞いて頂くんですが

子供に向けて質問をして、Yesと言わせていくやり方なんです。

○○くん　テストで良い点が取れたら嬉しい？

うん

そうだよね。

でも中々良い点を取るのが大変だよね？

うん

わかるわかる。

なんで良い点が取れないかというと

テストにでる範囲が多すぎて、どこが大事なのかが分からないし

覚えきれないからなんだよね〜

そこで、もしテストに出そうな大事な所が分かってたら

そこだけしっかり勉強すれば良いから集中力も続くし、覚えることが出来るのでテストで良い点数が取れるんですよね。

今回のこの教材というのが

先生の教科書っていうのがあって、そこには文部省から

テストにはこの部分をだしなさいというのがだいたい決められているんですね、その先生の教科書を元にテストに出るポイントだけを絞ったモノなんです。

なので、○○くんがテストで点数が取れていなかったのは

勉強するポイントがわからないのが原因なんですね。

○○くん

もしテストで出そうな範囲が分かってるのと

たくさんのテスト範囲を全部覚えないといけないのだったら

どっちが頑張れるかな？

分かってるほうが頑張れる‼　

そうだよね。

１日３０分の勉強でテストの点数が取れるのと

１日何時間も勉強をするのではどっちが頑張れる？

３０分なら頑張れる‼

そうだよね。

お母さん‼

○○くんは、頭が良くないわけでは無いんです‼

今の学校のやり方が良くないだけなんです

だから毎日学習塾にいって何時間も勉強している子しか

テストで良い点を取れなくなってるんです。

○○くんに今必要な事は

ちゃんと頑張れば結果が出るんだ‼

っていう自信をもたせてあげる事なんです。

○○くん

今までの勉強方法と

この３０分頑張れば点数が取れる勉強法だったら

どっちがいい？

３０分のほう‼

そうだよね！

お母さん

○○くは、頑張れるっていってます。

この時期に自信を付けさせることは、物凄く重要なことなんですが

どうですかね？

こんな流れで50％くらいは

40万円くらいの教材が売れていくんです（笑）

結構、勉強にもなったし面白かったけど

会社がブラッキーすぎて、いつ潰れてもおかしくない空気感だったので

次を探さんとマズイと思い

支店が何店舗もある、ちょっと大きめな会社へ転職をしていきます。

そこは水道に取り付ける浄水器（ミネラルウォーター製造機）と読んでました（笑）を販売する訪問販売の会社です。

そこの会社では、教育もちゃんとしていて

1ヶ月間は社内でトークスクリプトを覚えて、毎日毎日ロープレを點せられました。

A4レポート10枚くらいのスプリクトと営業アプローチブックというものがあり、ブックを元に一語一句完璧に話せるようになれ！というもの。

苦痛でしかない・・・

頑張って覚えましたけど。

先輩社員に同行して、現場の流れを学び

2ヶ月目、遂にデビューです。

1ヶ月くらいでコツを掴めたので

そこからは結構簡単に売れましたね。

この会社の販売方法は

まず、専門のアポインターさん（ママさんたちが10人以上）がいて

頑張って僕たちの訪問先を獲得してくれました。

問題は、アポイントの内容がちょっと問題ありでしたけど・・・

この会社オリジナルの肌に優しい洗剤というのがあるんですけど

「もしもし○○と申します。

この度、こちらの地域に新しくオープンしましたので

ご挨拶を兼ねて、弊社の洗剤をプレゼントさせていただいてます。

またキャンペーンとしてガスレンジ綺麗に掃除をさせて頂いておりますが

また、ミネラルウォーター製造機というモノも扱っておりますので

ヤカンなどの入れ物がありましたら好きなだけそちらもプレゼントさせていただきますね♪　」

何じゃそれ〜　（笑）

僕たちは、

洗剤のプレゼントと掃除をするためにやってくるサービスマンなんです。

中には、

「掃除は良いから洗剤だけちょうだい」とか

「ついでにここも掃除してちょうだい」とか

色んな奥様がいましたね〜（笑）

そんな奥様を相手に

約40万弱の浄水器を取り付けて帰還するのが我々の任務となりますので

コンスタントに売れるのは上位の10％くらいです。

そこでは、うなずきの重要性を最初に学び

たくさんのコミュニケーションスキルを得ることが出来ました。

続きまふ